中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄です。

2024年度専門家紹介ネットシェアマガジンに3回目の投稿をさせていただきます。

少しでも購読者の皆様にお役に立てれば幸いです。

今回のタイトルは、会社にとって『縁の下の力持ち』が必要です。

会社の中で総務や経理の責任者は、細かい事を把握しましょうがテーマです。

その一つとして健康保険の給付内容、傷病手当金、高額療養費、家族の埋葬費、出産手当金等々社員に何かあった時に内容を把握して、該当する社員さんが健康保険等の給付漏れ等を無くす。

勿論その部分を社会保険労務士の先生に委託していたとしても、社員さんの状況の把握は出来ません。会社から連絡が届かなければ手続きが進みません。

又小さな労働災害事故等発生時にも会社や安全協力会で加入の上乗せ労災保険等も申請しないと怪我等された社員さんが受け取る事が出来ません。

そして会社加入の生命保険や火災保険等も内容の把握が出来ていない会社が多いです。

これはリスク管理上も重要な案件になります。

あるリフォーム工事の会社では、会社加入の社長生命保険金が1億円とお話を伺っておりました。

保険代理店の会社が保険クリニックとして保険証券を拝見すると、3000万の保険金でした。

1億円は随分前の話で、60歳の更新時に減額されている事を誰もご存知ない訳です。

又話では半分積立で半分経費と伺っていましたが、全額保険積立の資産処理に決算書はなっていました。

保険給付内容把握等々しっかりと内容を把握して万一の事故に備える等大事な事を誰も知らない会社が存在します。

折角大事な会社の経費で支払っている訳です。

誰かがしっかりと把握する事が大事だと思います。

社長はこの部分に疎い事が多い訳ですので小さな建設会社の弱点とも言えますが、大事な事でもあります。

又経理関係では、得意先の締切日や支払日等も分からない会社もあります。

入金日に何の工事分が入金で何の分が未収か、値引きか?相殺か?等々誰も把握出来ていない。

長い間回収出来ていない工事代金の金額いわゆる不良債権も決算書の売掛金残高に毎年記載されている会社もあります。

こういった『縁の下の力持ち』的な社員さんが必要だと思います。

細かい話が苦手な社長には特に把握出来る社員さんの存在が必要です。

特に上記のようなことでお困りの中小建設業経営者の方へ、専門家紹介ネットを通じてお問い合わせやご相談お待ちしております。

【 この記事の専門家 】中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄

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