中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄です。
2022年専門家紹介ネットシェアマガジンに6回目の投稿をさせていただきます、
少しでも購読者の皆様にお役に立てれば幸いです。
今回は高齢者事故は現場も同じという話です。
社会では高齢者の交通事故のニュースが毎日のように流れてきます。
先ず会社の中に高齢者の社員さんも多く拝見します。
会社の車で大変な事故が起きますと個人の問題ではない、会社に運行利益や運行供用者責任等
当然ながら会社の責任です。
つまり賠償額では会社が存続しえない金額も予測されます。
そこで任意保険の再確認、つまり対人賠償や対物賠償が無制限になっているか?
知人の会社では、対人1億円対物500万等金額限定の昔の保険のままの場合も有ります。
総務担当者は一度保険内容の確認が必要です。
更に現場で作業をされる方にも配慮が必要です。
超ベテランの高齢者の方が足場工事の会社で勤務されています。
これから暑くなります、熱中症の対策や暑さで足場からの転落等本人が大丈夫と言っても危険です。
又自社のみならず、下請会社の社員さんが労災事故が発生すれば元請の労災保険の適用です。
そう思うと、現場に入る作業員さん等の年齢含め安全に作業できるか?
書類任せにせずに、社長や安全統括責任者が面談して確認する事も大事です。
前に書きましたが、下請会社の構成が、年寄りと外人ばかりと言われた会社もあります。
運転も含めて安全性に不安を感じられたら、事務作業や倉庫作業等本人の力量に見合う仕事に配置転換等重大事故で会社がピンチにならないように中小建設業の経営者自らが面談確認が必要と思います。
コロナ関連だけでなく今やるべきことがたくさんあります。
特に上記のようなご経験や状態でお困りの中小建設業経営者の方に専門家紹介ネットを通じてお問い合わせいただけましたら、是非ご相談お待ちしております。
【 この記事の専門家 】中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄