中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄です。

3月投稿に続き専門家紹介ネットシェアマガジンに投稿させていただきます、
少しでも購読者の皆様にお役に立てれば幸いです。

ある大手ゼネコンの大きな建設現場での出来事です。

私のお客様はその会社の下請で建築の専門工事を担当されています。

毎日、毎日現金の出金で、現場の駐車場代として500円支払われていました。

勿論現場経費として、原価参入して頂き、現場経費の予算から使われる事で私的には問題が無いのですが、
内容は大きな現場なので、当然作業に出入りする、下請けの監督さんや職人さんが沢山入る訳です。

最近は町中の現場では、コインパーキングの経費が大きく打ち止め制の無い駐車場では1日数千円の支出もあります。

それに比べて、この元請ゼネコンさんは、建設用地の中で大きな駐車場が準備され非常に好条件でお仕事をさせて頂けると思っていたようです。

ところが蓋をあけて、現場が始まると、比較すれば安いかも知れませんが、1回1台入場する毎に500円が徴収される仕組みです。

其処までは問題ない訳ですが、領収書が○○建設株式会社○○現場職長会でパソコンで作ったような、小さな領収書が発行されていました。

安いか高いかは別として、そのお金の入金先と支出先です。

勿論ゼネコンさんの表に出すお金として、会社の収入になっていれば問題ないのですが・・・・・・

後で聞いた話ですが、200万位のお金が貯まったようです。

完成打ち上げパーティ等として支出されていたようです。(勿論会計報告等はありません)

よく職長会の領収書で1社5千円位で元請けの責任者が自主的に集めて、現場の皆さんで焼き肉パーティ等で現場の懇親を図る為に開催されている事は良くある話です。

これらの会計処理や実際のお金の流れや余ったお金の処理等

私のように細かい事が気になる人間は税務的な課税関係も気になりますが、差額のお金の精算も気になって仕方がありません。

一部とはいえ業界的にも残っている慣習でしょうか

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【 この記事の専門家 】中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄