いよいよ3月末迎えます、世間は年度末の会社が多いのではないでしょうか。

かなり多くの企業と個人事業主が資金繰りに四苦八苦していると思います。

私自身金融機関関係者の内輪話やその道の専門家と接触して東京大阪の状況を聞く機会が増えました。

今回のシェアマガジンではより深刻化するコロナ禍で生き残るための中小企業・個人事業主のための上記該当者の方へお役に立てるためのヒントを書きたいと思います。

実は私自身担当している関与先でも、
生き残りをかけてあの手この手の施策を講じている最中なのです。

そこでコンサルタントの端くれとして資金繰りに関して読者の方々に進言したい3項目です。

①現実味のある予算実績表の管理が肝!

まずは会社または個人でここ1年間でおおよそで良いので、どれくらいお金が入ってきて出ていったのか掴むことです。(こういった当たり前のことができていないことが実は多い)

次に向こう1年間の資金がどれくらいかイメージするために会計帳簿の数値(現在・過去も含め)を見ながら表計算ソフト(エクセル等)で1年(できれば3年分)資金繰り計画をします。

難しければ定規で罫線を引いて手書きでも構いません。

そこから一カ月毎に予実管理の実施をしていきます。(金融機関は返済のためのモニタリングと称しています)

毎月予算と実績の差異を分析管理することで、自社の生産性向上と無駄遣いコントロールしていきます。

愚直に続けることで資金繰りの重要性に気付けることでしょう。

もちろん私自身ずっと実践しております。

②資金調達先のあてがあるか?

各種金融機関から融資申し込みができれば、当面の運転資金を確保できます。

ただし、借りるために①のことはもちろんのこと金融機関担当者の手腕(できればコネ)も大事です。

資料を説明する際に理解度が雲泥の差となります。

私が経験したことで多少の難(資料上のミスや不明点等)が生じるとストップすることがあります。

担当者次第ではその処理と審査までスムーズな手続きを何とかしてくれる人がいます。

最終的に両者が良好な信頼関係を築けます。

自身の取り組みを知っていること、話すこと、実際に見てもらう事等。

そういったことの積み重ねが大事です。

論だけでなく、きちんと業になすという情熱も証拠も用意できる人は最終的に神通力で通ります。

③補助金等果敢にトライする!

コロナ関連で国だけでなく各地支援があります。

目にしたり聞いたら即行動し調べる癖が大切です。

私自身も該当するものは申請してすべて通りました。

あくまでも設備投資や経費自己負担軽減のためのものです。

融資だけでなくこういったことでも随分と経費負担が減ります。

但し、修正やたくさん条件クリアしないといけないため忍耐強くやらなければならないので覚悟が要ります。

以上

上記に関して自社ですべて解決はできませんので相談してみる価値はあると思います、
専門家紹介ネットに登録されている方へお声がけいただければ幸いです。

善は急げと言いますから認識即行動が一番だと思います。

【 この記事の専門家 】Koffice柴田和季