中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄です。

10月投稿に続き専門家紹介ネットシェアマガジンに投稿させていただきます、
少しでも購読者の皆様にお役に立てれば幸いです。

今回は、表題のOne to Oneマーケティングの話です。

テレビやラジオ等のMassマーケティングは大量生産、大量消費、市場優先等1つの提供または1つの戦略で市場全体にアピールする市場戦略です。

それに対して、One to Oneマーケティングは顧客優先となり顧客それぞれの興味関心に合わせた市場戦略です。

つまり前者は売り手の優先の立場、後者は買い手優先の立場の違いで売り方が違うわけです。

後者の例題として注文住宅建設業のお客様の成果を最大化すること(顧客価値最大化)の話をご紹介します。

各々は私のお客様でも既に実施されている事もありますが、未実施のお客様も見えますのでご紹介します。

◇1つ目は関係者全員のオーナー様への感謝状

これはマンションの大規模修繕工事等で設計会社に逆の立場で感謝状をお贈りした事はあるが、建設業者の、営業担当、監督、設計者、職人等等の感謝状を額に入れて贈るそうです。

◇2つ目は関連サービスを売る

住宅ローンや法律手続き保険等のサービスを充実(保険料収入等粗利益増加にも繋がるしお客様の満足のいく情報提供)

◇3つ目はリニューアルやメンテナンスの需要

(定期点検等で不具合の確認等からお客との繋がりで将来の受注拡大に寄与)ある会社では、お客様の希望があれば、神棚等を大工さんに作らせて贈るそうです。(継続顧客化)

◇4つ目はコミュニティを作る、お客様同士の交流で住宅会社へのファン作り(既にオーナー会等がある会社もある)

◇5つ目はITの活用で顧客データの活用(これも施主台帳や見込み客リスト等顧客情報を知った営業の効率化)

正に住宅の販売はMassマーケティングでは無く1対1の注文住宅の販売と言う、究極のOne to Oneマーケティングであると以前参加したセミナー講師から聞いたことがあります。

これ以外にも土地探しの段階から、家族構成に合った調査、学校への距離、買い物の便利さ等営業段階の努力も必要だし、地域への社員による制服着用の清掃等のボランティア活動等各社取組例は沢山あります。

よく考えてみると、自分の商売も完全なOne to Oneマーケティングを実際に取組んできた事だと思います。

お客様に活用できる事をご提案する事も自分のOne to Oneマーケティングに必要な事なのです。

上記に関してもし弊社にご相談頂ければ、私が経験したことでしっかりとアドバイスさせて頂きます。

コロナ関連だけでなく今やるべきことがたくさんあります、専門家紹介ネットを通じてお問い合わせいただけましたら、無料相談を承ります。

特に中小建設業経営者の皆様ご相談お待ちしております。

【 この記事の専門家 】中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄