中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄です。

2022年専門家紹介ネットシェアマガジンに11回目の投稿をさせていただきます、
少しでも購読者の皆様にお役に立てれば幸いです。

本日は会社と社長にお金を残す大原則について書かせていただきます。

実は3年くらい前にタイトルの内容のセミナーを受講しました。

受講してみて、自分の考え方と一致した考え方で共感できたことがあります。

それは、中小企業の社長は個人も会社も一体で考える事です。

会社のリスクは全部社長の責任です。

だから会社を使って個人のお金も増やす

税金や社会保険等社外流出するお金を少なく手取りの現金を沢山無駄なく残す事です。

そのテクニック的な話で参考になる話が多くあった。

私自身もセミナーでお話しますが、赤字で会社は倒産しません。

お金がないから倒産するのです。

1例ですが、毎期赤字が続き債務超過で倒産した会社より悪い財務内容で、銀行から融資を受けられなくても倒産しない会社があります。

それは社長が、大変な資産家で自分のお金を会社の資金繰り不足分として毎回資金を拠出できてしまうからです。

というわけでいざという時のために社長はお金を持っていないといけない。

だから会社の税金や社会保険等の節約をして、個人の手取りのお金を増やす。

いわゆる個人商店が株式会社を名乗り、上手く会社を使いこなす事になります。

やっている事と考え方が一致しているからOKと思います。

でも会社が成長して、社員さんが増えてきて会社の経営計画等に書いてある考え方や方向性と違わないか?

実際に○○クラブ等経営者の団体に所属する等社会貢献や社会奉仕等を声だかに宣言する社長もいます。

会社の将来を考えたり社会貢献する企業になる、それはとても素晴らしい事と思います。

でも自分の考え方とは矛盾が出てきて心の中の考え方が変わらなければ、カッコつけて言っているだけになります。

どこかでメッキが剥がれます。

今回私が申し上げたい事は、会社が成長して方向性が変わった事を社長自身が自覚して行動も変える必要がある。

とある素晴らしいと思う社長の例です。

報酬は沢山得られていますが社員さんを飲みに連れて行った経費等は全て身銭で払う事を実践されています。

理由を聞いたことがあります。

報酬が多いのは自分が責任も含めて仕事の重さに比例するから沢山取る。

しかし全員参加の会社行事ではなく一部の社員を飲みに連れて行くのに会社の経費を使えば他の役員や管理職も同じようにしたら許せるか?と言われました。

又社員とのランチ代やコーヒー代迄会社の経費を使う社長を見ています。

『ご馳走様と言っても会社の経費じゃん』心の声は思います。

セミナーでお聞きした話を実践される社長と身銭でご馳走する社長、全く真逆な考え方です。

どちらが良いとか悪い話ではないのです。

自分で考え方を整理して自分で決める事が出来る社長ですから…。

少なくとも将来上場したい等と思う社長は、私のような考え方をご理解いただきたいと思います。

セミナーの内容等の手法は矛盾している事ははっきりしています。

又ある立派な大先生のお話ですが、経営に矛盾した事が無い経営をする事が大事と言われました。

どちらの考え方で進むか、社長は考えて決める事、実践する事大事だと思います。

コロナ関連だけでなく今やるべきことがたくさんあります。

特に上記のようなご経験や状態でお困りの中小建設業経営者の方に専門家紹介ネットを通じてお問い合わせやご相談お待ちしております。

【 この記事の専門家 】中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄