はじめて寄稿させていただきます、ITコンサルタントの大政と申します。

今回は私が導入支援事業者に認定されておりますIT導入助成金について以下の概要とメリット/デメリットについてご案内させていただきます。

中小零細企業・個人業経営される皆様へこの機会に自社のIT化を強化するために是非活用をオススメしたいと思っております。

さてIT導入助成金とは中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合った ITツールを導入する経費の一部を補助するものです。

これを活用することで、自己負担を最小限にしてみなさまの業務効率化・売上アップをサポートに繋がります。

【利用するための条件について】

補助される対象者は中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)となりますが、資本金や従業員数の関係で一定の制限がございます。

また小規模事業者として商業・サービス(うち宿泊業・娯楽業は対象となる従業員数が異なる)、製造業その他も対象となっておりますので、一定の条件を満たせば個人業でも対象になります。

補助経費の対象はソフトウェア費、導入関連費、低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)は左記に加えハードウェアレンタル費等が対象です。(公開予定のITツールが補助金の対象)

【補助金の額と補助率】

下限額から上限額は30万~450万、補助率は1/2~2/3です。

尚、ITツール導入は採択後になります。
※今年度は特例で低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C・D類型)に限りITツールを導入後に補助金の申請が可能です。

その他スケジュールや申請フローチャート等の詳細はIT導入補助金事業概要を一度ご覧ください。

最後にIT導入助成金活用のメリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】

①原則返済不要な補助金ですので、規定に沿っていればOKです。

②ITツールを導入するのに費用を抑えることができます。

③業務効率化・売上アップを考えている中小企業や小規模事業者に打って付けです。

④社内環境を改善でき、社内のモチベーションアップ等に繋がります。

【デメリット】

①基本的に補助金は一時的な費用負担が申請者に求められ、給付が後払いとなります。(タイムラグが発生します)

②社内だけで必要書類の準備が難しいので詳しい専門家に相談が必要であること。(スムーズに申請できます)

③ITツール導入できるものが制限されていること。(事務局で登録されているものに限る)

④補助金申請すれば、必ずしも採択されるわけではないこと。(当然のことながら審査があります)

⑤定期的に報告する義務があること。(不正受給に該当しないか必要に応じてチェックされます)

11月から来年年明けにかけて4次・5次締め切りがありますのでお急ぎください!

この機会にIT導入補助金申請に挑戦したい方やご関心がある方は今年中に一度相談してみる価値はあると思います。

当方IT導入補助金に関する多数実績ございますのでお問い合わせいただければ幸いです。

なお、2021年度IT導入補助金の申請および複数採択の実績がございます!

来年に向けての準備や行動が今一番重要だと思います。

【 この記事の専門家 】大政 裕之