先月アップルから「New iPad」が発売され、タブレット端末の高解像度ディスプレイ化や高度な動画撮影が可能になるなど性能・機能共に変化し利用方法にも選択肢が広がってきた。それを追って今年も他社のタブレット端末が新商品を続々と登場させていくことになると思われる。ただ、タブレット端末が進化している中でビジネスシーンにおいてどんな活用方法があるのか、どんな時に見せ場になるのか、興味はあるが利用機会をなかなか見いだせずにいる状態の人も多いはず。そんな中で2年近くiPad利用してタブレット端末を使った実務上での活用シーンや利便性について簡単にまとめてみた。それらは以下のとおりである。
1.外出時にビジネス文書をその場で作成、編集、印刷(無線LAN利用)が可能
2.1対1の交渉時その場で即プレゼンテーションして意思決定を促させる
(テレビ・プロジェクターへそのままつなげるからPC不要)
3.情報のストック&確認が手軽にできる(外部メモリからの読み取りも可能)
4.重たいノートPCは持ち歩かずに済むからカフェでメールチェック&返信がサクサクできる(重量700g以下)
5.電卓にも手帳にも一瞬で早変わりで多機能な上にスマートフォンよりも大きく操作性に優れる
6.場所を選ばずに簡単な作業も楽々
7.バッテリーの持ち時間が長く通常操作で10時間、インターネットで5時間程度利用可能
8.手帳がなくてもスケジュール管理(Googleカレンダーと同期化可能)、
次の予定をアラームでのお知らせしてくれて便利
9.画像ファイルやアプリで大量の名刺の管理ができる
10.本体が壊れてもデータはPCとクラウド上にバックアップしてあるから複製可能
11.紛失しても数回パスワード入力失敗で初期化されるから安心(遠隔操作も可能)
以上のようにiPadを含めてタブレット端末は活用のポイントは多数あり、
今まで別々にしていた行為を1箇所に集めてくれる上に時間短縮や荷物を減らしてくれる。
もちろん使い方は無数にあり、ビジネスでもプライベートでも楽しめる。
まずは自ら手に取って自分の合理化したい点からチャレンジしてみることだろう。
【 この記事の専門家 】Koffice柴田和季