中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄です。
2023年度専門家紹介ネットシェアマガジンに4回目の投稿をさせていただきます。
少しでも購読者の皆様にお役に立てれば幸いです。
会長が体調を悪くされご子息の専務が新社長として就任された会社さんのお話です。
コロナ禍で3年ぶりの社員旅行のようです。
総務部長が旅行の部屋割りについて最終報告をされていました。
協力業者の方も社員と一緒に1泊する旅行の企画です。
参加者名簿と部屋割りを持参されました。
そしてその中に今回退任された会長夫人とそのお友達の名前がありました。
更に部屋は普通は大部屋で7名位入る部屋に、会長夫人とその友人で1部屋確保したようです。
若社長が費用負担の事を質問されました。
先代社長とは考えが違う事と新しく社長に就任された事もあると思いますが、総務部長にタイトルの『そのお金誰が払うのですか?』と言われた訳です。
総務部長は従来通りの慣習に従ったと思いますが、多分社長が言われたかったのは、会社のお金や業者会のお金で業務の関係者以外が無料で参加する悪しき慣習を止めたかったと思います。
結局今回は社長が2名分の経費を支払う事で、社員に会社の考え方を変えていきたい思いを知らしめた事だと思います。
同族会社によくある話ですが、会長が療養のために長期不在の会社を預かる決意や思いを感じた一コマでした。
建設業経営をしていく中で社長として慣習を変えること、トップとして意思決定しないといけないことがたくさんあります。
特に上記のようなことをご経験された中小建設業経営者の方へ、専門家紹介ネットを通じてお問い合わせやご相談お待ちしております。
【 この記事の専門家 】中小建設業の『脱!どんぶり勘定』の補佐役 服部正雄
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