経営コンサルタントとして活動して約15年間、
そして令和という時代に入って思うことがあります。

私が一貫して思うことは以下の2点です。

①会社の経営計画をするかしないかでその後の伸びしろが大きく違うこと
②人材育成に取り組むか否かでその後会社の分かれ目になるということ

今回は①について書きたいと思います。

これまで自身が携わった企業または個人経営者で計画をしっかり立てて
真面目にコツコツと取り組んだ方は思いもしない成長を遂げています。

中には5か年計画以上になって年商が当時の3倍以上の経営者もいます、
反対にしていない経営者は方針や軸がないとすぐ行き当たりばったりに陥ります。

この時点でどちらの人についていきたいと思えば間違えなく前者だと思います。

では経営計画とは具体的に何をするのか。

まず今自身が置かれている経営環境とSWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)を
棚卸をしていくことからはじまります。

加えて過去の数字とそれから裏打ちされた達成すべき数字を
はじき出していきます。

上記から自社の課題を発見し、
目標設定とアクションプランを練っていきます。

最後に扇のかなめとして経営者の思いが入っているかどうか、
仏像作って魂入れずでは元もこうもない。

他にも入れるべきことがありますが、
私からすればこれだけで十分です。

必要に応じて肉付けしていけばよいからです。

実際に「自分自身の会社のことなんか頭でわかっています」と
おっしゃる方も多いと思います。

たしかにそうかもしれません。

しかしながらいざ大事な議論や手続きが差し迫ると、
文書化または図表化していないことであたふたすることも多々あります。

そういった際に周囲の部下は経営者にがっかりしていきます、
経営者の情けない姿をさらすのは極力なくしたいものです。

でも大丈夫です。

なので、今からでも些細なことからでも良いので経営計画に取り組んでいただきたいと思います。

もし長期的なことが難しければ、単年度方針からでも結構だと思います。

するとしないでは雲泥の差が生まれます。

令和の時代はこれまで以上に無計画ではいけないと思います。

今なんどき何が起きるか分かりませんし、
どんどん経済環境が変化していくと思われます。

最後に今こそ外部の各専門家・コンサルタントに
自社の置かれている課題について相談してみてはいかがでしょうか。

相談してみる価値はあると思います、
専門家紹介ネットに登録されている方へお声がけいただければ幸いです。

【 この記事の専門家 】Koffice柴田和季